マンガでやさしくわかる アドラー心理学

 

マンガでやさしくわかる アドラー心理学

著者: 岩井 俊憲

出版: 日本能率協会マネジメントセンター

 

 

 

身につく: 人間関係を円滑にする

悩みの解決: 上司との関係 部下との関係

こんな人に:マネージャー 経営者

 

 

人生が劇的に変わる”ゆうきづけ”の心理学とは

 

この物語は老舗の洋菓子チェーンに務める真島由香里がアドラーの小さい妖精に会い、成長をしていく物語です。

この物語の中で出てくるアドラーこそ、『7つの習慣』のコヴィーや、『人を動かす』のカーネギーなどに影響を与えた

いわば「自己啓発の祖」ともいえます。

この本は、アドラーの心理学をわかりやすくマンガで伝えている、とても良い本です。

「人間は自分の運命の主人公である、あなたを変えるのもあなた」です。

「人間は自分の人生の運命の主人公である」

「人間は自分自身の人生を描く画家である」 本書を読むと、この意味がよく分かるようになります。

 

 

相手の立場に身を置いてみる

 

相手になって考え見る事の大切さ

人間は、自分の立場からしか物事を見ないので、相手ともめてしまいがちです。

あいつが悪い、あいつがよくない・・・

つい人のせいにしてしまいます・・・人間関係をよくするには、何はともあれ、相手の立場に身を置くことが大切です。もし自分が「相手」だったら?という視点を持つようにしましょう。

人に何かを教える場合も同じです。

 

なんでできないの?

どうしてできないの? などと言ってしまうと、相手は心を閉ざしてしまいます。

 

「なんで?」と言われた方は、人格を否定されたような気がしてしまからです。本当は、ダメだったのは、人格ではなく、技術のほうです。出来なかったのなら、「どこがわからなかった?」「どう改善したらいいと思う?」などと聞けばいいのです。

「あなたはどう思う?」というのは、相手の立場になって、「一緒に考えようね」というニュアンスが含まれています。

これだと、人は心を開いてくれます。

 

なんでできないの? どうしてできないの? は絶対に使わない。

人格否定になり、相手に嫌われる。

 

 

 

ひとは自分だけの眼鏡を通して人生を見ている

 

わたしなんて・・・はやめましょう

人は自分の受け取りたいように現実をみます。自分の色眼鏡で世界をみているのです。

あるがままに現実を見ている訳ではあません。これがかなり厄介です。

 

「私なんて」と言う場合、ほとんどが、「過度な決めつけ」です。

自分を決めつけてしまうと、その通りの人生になります。

「わたしはできない・・・」と思っている人は、「できない・・・」という人生を歩むわけです。

このような決めつけをベーシックミステイクと呼びます。

ベーシックミステイクとは、自分自身を勝手に決めつけてしまう

間違いのことです。

思考のクセのようなものです。

この思考のクセが観念を作り出しているのです。

 

「決めつけ」・・・「そもそも私はダメな人間だ」 ひとつのミスをしただけで自分の価値観を決めつけてしまう

「誇張」・・・「みんなが否定する」 

「見落とし」・・・全員が反対している訳ではなく、少なくともしたってくれている人もいる

「過度な一般化」・・・「わたし見たいな」

 

などと呼ばれる現象です。

私たちは無意識に自分自身を決めつけてしまう事で、制限された人生を送ってしまうのです。

 

 

人は、自分が見たいと思うものしか見ていない。

無意識に、じぶんを勝手に定義している。

 

 

すべての行動には、相手がいます

 

すべての行動には、相手がいます。つまり、すべて人間関係です。

相手やその人を理解しようと思えば、相手がいま「付き合っている人」友人などを観察するとよくわかります。

人間は同じ考えや同じ境遇の人に親近感を感じます。そして、グループを作りたがります。

その人の、対人関係のパターンを観察してみましょう。

 

 

真面目な人の周りには、まじめな人が集まります。

経営者の周りには、経営者の友人がたくさん集まります。これは、思考パターン、悩みなどが同じだからです。

人は「同じ悩み」や「同じ考え方」をしている人と仲良くなる傾向にあります。相手が発する波動と自分が発する波動が同じだから、このような事が起こると考えられます。

 

悩みを共感をしてあげると、人から信用されやすくなる。

相手の悩みを聞き出しましょう。

 

 

 

人間の行動には目的がある

 

意味がない事は続けられないのが人間です

すべての行動には、必ず意味や目的があります。やる理由が存在するのです。ゆえに、「なぜやっているのか?」わからないような事は続きません。人は意味のない行動を長時間できないのです。

 

昔の拷問にこんなものがあります。

山の上まで大きな石を転がし運びます

そして、山から石を転がします

転がった石をもう一度、山の上まで転がして運びます

そして、また山の上から石を転がします。 これを永遠と繰り返す拷問です。

 

さらに、こんなものもあります。

スコップで地面を掘ります。地面を掘ると土が出ます。さらにその堀った土を地面に戻します。これを永遠繰り返します。

 

穴を掘る

 

これがなぜ拷問になるかというと、人間は意味のない行動に耐えられないからです。「何のためにやるのか?」がないと、人間の精神は崩壊してしまいます。仕事が面白くない・・・という人は、仕事に対して意味づけがあいまいだからです。

「生活のため」にやる仕事や作業はやる気とモチベーションが下がります。

生きるためには、行動するためには意味が必要なのです。

 

なぜやるのか? 自分なりの定義をしておく

目的が純粋であるほど、長続きする。動機が不純だと、情熱が続かない

 

 

人間には自ら運命を創造する力がある

 

人は環境を作り出すことができる

「生まれ育った環境」や「自分の親」などが、自分の性格に大きく影響を与えています。

だからと言って、運命までが決まるとは言えません。ダメな親から生まれたからと言って、自分までがダメになることはありません。

運命は自分の力で切り開き、変えていくことができます。

 

仏教では、運命と宿命という考え方があります。

宿命とは、変えられない事です。つまり、生まれた場所、環境などです。 運命とは、自分の力で変えることができる部分です。

人は、変えられる部分と、変えられない部分をふたつ持って生まれているのです。

 

 

決して、環境が人の人生を決めるとは思わないでください。人は、いつでも変わることができます。

今の場所から始めることができるのです。

 

運命はふたつある。変えられる運命と、変えられない宿命。

変えられない事をいつまでクヨクヨしても、意味がない。

 

 

 

 

マンガでやさしくわかる アドラー心理学の感想と書評

 

アドラー心理学は、未来思考です。さらに、人を変える心理学ではなく、自分が変わるための心理学です。

アドラーは「自分が変われば、世界は変わる」と教えてくれます。

人が動こうとするときは、必ず未来に向けて意思が動きます。人は未来に希望を持てるからこそ、行動をします。

意味のある未来が待っていると確信しているからこそ、私たちは人生を力強く前進させていけるのだと本書を読んで強く感じました。

 

「勇気づけ」は、人に希望を与え、相手の可能性を開くすばらしい事だと思います。

すべての人が、隣人に優しくなり、相手を思いやるようになれば、この世界はすばらしいものになると思います。

 

書評:牧宏典

 

 

 

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