会社にお金を残さない

 

会社にお金を残さない

著者: 平本清

出版: 大和書房

 

 

身につく: すぐやる

悩みの解決: 社員にやる気を持たせる方法

こんな人に: 経営者 マネージャー 取締役

 

 

やる気がでない仕組みをすべてつぶせ!!

 

常識外の経営で業績を伸ばし続けるメガネ21。強さの秘密は「やる気」を最大限に引き出す仕組みにあります。 優秀な社員、スタッフが自由に働ける環境をつくれば業績はどんどんアップしていきます。内部留保ゼロ、日本一社員にやさしい会社。
徹底した効率化をはかり、業務効率を上げる仕組みは経営者にはぜひ学んでほしい考え方です。利益が出たらすべてスタッフに還元してしまう スタッフをやる気にさせる、システムを学びたい人におすすめの本です

 

 

儲かれば配るし、儲からなければ配らない

 

できるだけ高い給料を支払いたい!!

メガネ21では利益が出たら、スタッフ山分けする仕組みがあります。

たとえば 5000万の利益がでそうだ!!とわかれば、社員にボーナスとして支給してしまいます。

すごい会社なのです。

 


もちろんですが、業績が悪い場合は配りません。配らなければ赤字にはならないわけです。

普通の 会社であれば、内部留保で貯めてしまうお金を、すべて社員にくばっています。

これは、社長が以前に働いていた、広島のチェーン店。その会社が同族会社で社長が交代した瞬間に、納得いかない給与システムになったのにタンを発しています。
メガネ21の経営システム・企業文化は痛い目にあったのが原因で作ったシステムです。

 

 

 

山分けして余った利益は、顧客に値引き

 

すべて従業員・スタッフで共有、余ったらお客様に配ろう

 

メガネ21では利益を従業員で山分けします。さらにそれでもお金が余った場合、値引きという形でお客様に還元します。

メガネ21では社員を幸せにする事を最優先します。

商売ですから、お客様に喜んでもらう事は大切ですが、それよりもスタッフが喜んでもらう事を優先します。
スタッフが喜んで働けば、業績は自ずと上がるからです。

 

 

 

 

商売は高く仕入れて安く売れ。難しいことに挑戦しろ

 

当たり前をやっていては、他社には勝てない

 

商売の哲学は、「高く仕入れて、安く売れ」 「安く仕入れて高く売るなら、どんなバカでもできる」これは、メガネ21を作るまえに働いていたメガネ屋の社長が言っていた言葉です。平本さんはこの言葉を経営の指標として、メガネ21を発展させていきます。
「高く仕入れて、安く売る」この矛盾する事をいかに実行し考えていくか?が重要ということです。

 


相反する考えを同時に受け入れるのが一流の知性です。

普通の人が「ムリだ」と思うことをやるからこそ、人よりも優れた結果が残せるわけです。人のやらない事をやるから、他社を圧倒できるのです。


 

社員にやる気を出してもらうには

 

優秀な人が辞めるのは、平等でないと感じているから

 

優秀な人が辞めてしまうのは、不公平だと感じているからです。不公平だと感じていたら、「この会社のために一生懸命働こう」なんて思う訳がありません。

 

 

 

やる気がなくなる原因を、すべて取り除けばいい。

 

業績をアップさせるには、「やる気がなくなる原因」を全て取り除く事が大事です。

メガネ21では、社員とスタッフにやる気が出るような仕組みを作っています。

 

 

社内格差を小さくする

 

人間は生活が保証されて初めてモラルを持つ生き物。

社内格差があまりに激しければ、下のほうに位置づけられた社員はやる気をなくして、他人の足を引っ張るようになるでしょう

by平本

 

 

給料の上限は1,000万円 不公平かもしれないが、それでよい。

 

だから、メガネ21では、社員の給料の上限が1000万になっています。

会社には、1000万以上働く人もいれば、働かない人もいます。はたから見れば不平等かもしれませんが、これでいいのです。

社員全体が豊かになるためには、特出した給与をもらう人よりも、平均的に配ってしまった方がよいのです。

 

これは、社会のためにもよいことです。お金を持ちすぎている人は、極端に使う時間がありません。
使う人がいて、社会にお金が巡回しないと社会は豊かになりません。

 

 

社員がやる気になる制度

 

・やる気になる社内預金制度

社員から「社内預金」という形で出資を募集します。利益が出たら、10%前後の高金利で利息をつけて

出資した社員に還元する。これでスタッフは頑張れば、頑張るだけ給与が上がるようになります。

 

・高額の賞与(ボーナス)

業績をあげたスタッフには、高額のボーナスを払います。

 

・働き方について

「一般職コース」・・・ 給与と賞与が連動しません。接客が主な仕事です

「独立支援コース」・・・ フランチャイズで独立を目指すコース

「跡継ぎコース」・・・ 親がやっているお店を継ぐコース

「チャレンジコース」・・・ 3年目までに自分の目指すコースを決めることができます

「協同経営コース」・・・取締役の推薦が必要。

 

 

・有給休暇の買い取り

全社員の賛同を得て有給休暇買取を行い  給与・賞与で支給しています

 

 

・株式はすべて社員で持ち合う

株はすべて社内でスタッフ、社員が保有します。よって、資本と経営が一緒になります。

株主のために働く必要はありません。

 

「株式上場すれば儲かるのに」という人もいますが、上場したあとに入ってきた社員は何の得にもならないでしょう?それより利益が出たら社員で分け合う。 商品もどんどん値引きしてお客様に喜んでもらう。その方がみんな幸せになれるじゃないですか。

と平本さんは本書で語っています。

 

 

なぜこのような仕組みを作ったのは?

 

「社員第一主義」を企業文化の中心にした理由とは

 

メガネ21を作った平本さんは、いぜん広島にある大手チェーン店で働いていました。

創業者は、とても信頼できる人でした。

社員を何より大切にし、やる気を出す制度をたくさん作っていました。そのため、会社はどんどん成長していきました。

しかし、創業者が倒れアメリカ帰りの二代目が後を継いだとたん

組織はがらりと変わってしまいました・・・

経営者が変わったとたん、経営者の一族にだけ権力と富が集中する仕組みになり、「同族会社」のよくない会社になり

平本さんは、会社を追われてしまいます・・・

だからこそ、平本たちは、メガネ21を作ったときに、「社員第一主義」を企業文化の中心にしました。

 

 

会社にお金を残さない 著者:平本清

 

 

平本清 ひらもときよし

平本清 (ひらもときよし)

広島出身、メガネ21創業者のひとり。

高校卒業後、広島最大のメガネチェーン店に入社

本店副店長、商品奉行、電算室長などをへて社長交代により解雇。

同チェーンの同僚とメガネ21を創業。

全国130店舗に拡大。

年商84億を超える企業に育てる。

 

メガネ21 : http://www.two-one.co.jp/a21/

メガネ21加盟店募集 http://www.two-one.co.jp/a21/page3-1.html

 

 

 

 

会社にお金を残さないの感想と書評

 

多くの会社で業績が向上しない理由は簡単です。

スタッフにやる気がないからです。一生懸命やっても損をするだけだからです・・・

やる気がないから、スタッフは改善案を出しません。改善しないので、どんどん経営が悪くなる。

ただそれだけです。

これからの時代は、株主と社員を真の意味で同じにする必要があるのだと感じました。正社員という仕組み自体が古いような気がします。これからの時代、メガネ21のような会社がたくさん増えるのではないか?と思います。

日本を不況から救うのは、私たち一人ひとりのやる気にかかっていると、この本を読んで感じました。

書評:牧宏典

 

 

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