マンガでやさしくわかる アドラー心理学

 

社員がしあわせな会社のヘンな"きまり"

著者: 山田昭男

出版: ぱる出版

 

 

 

身につく:

悩みの解決:

こんな人に: 経営者 マネージャー

 

 

社長はダメ男、得意なことだけやっておけ!!

 

社長の仕事は、社員を幸せにし、「この会社のためにがんばろう!!」と思ってもらう“餅”を考え続ける事

自分が得意なところだけをやって、あとは任せたほうがいい !!

営業ノルマ禁止。残業禁止。上司への「ホウレンソウ(報告、連絡、相談)」禁止。これだけでも常識はずれ

さらに、上司が部下に命令すれば、その上司は降格。

社員の平均年収600万、65歳の平社員の平均年収700万、しかも定年は70歳といつまでも働ける。年功序列で安心した雇用制度。

それでいて、創業以来赤字はなし!!という最強の会社「未来工業」

 

 

 

徹底して、たしゃよりも差別化する

 

よそと違う、日本ではじめてを徹底的にこだわってきた!!

 

未来工業では、徹底して差別化をしてきました。よそと違う、日本ではじめて、というキーワードに徹底してこだわってきました。

「絶対によそと同じものは作らない」「よそと同じものしか作れないなら、それがどんなに儲かる製品でもやらない」

という徹底した方針です。

未来工業では、スイッチボックスだけで、かなり多くの種類があります。

 

 

もともとスイッチボックスの穴は2つしかありませんでした。このスイッチボックスの穴の数を増やして使いやすくしたのが

未来工業のスイッチボックスです。

 

スイッチボックスは普通は4種類程度しかありません。しかし未来工業では、85種類を販売しています。

しかし、そんなに作ってしまうと、赤字になってしまいます・・・

こんなに種類が多いと原価がひとつ3〜4万になってしまう製品がたくさん出てきてしまいます。だからと言って、高くするわけにもいかず200円程度で販売しています。

そうすると、職人さんは、「わざわざ、自分たちのために作ってくれた」と思って感動してくれます。

職人さんは感動すると、メインで使う製品も未来工業の物を使ってくれる。それが日本人のメンタリティです。

 

 

 

簡単な事かもしれませんが、常に考えて、これでよいのか?と思い工夫していくことが

会社経営ではとても大切です。ちなみに、未来工業のスイッチボックスの国内シェアは80%です。少しの工夫がこれだけ大きな差につながっていくことを覚えておきましょう!!

スイッチボックスはトータルで5000万個売れたようです。

 

 

どんな条件でも、差別化できる

 

だれも見ていなくても、職人さんは見ている!!

国が決めた規格の製品でも、工夫できる余地はいくらでもあります。製品が同じでも、色を変えるだけでも売れるようになります

 

 

電線を通すパイプは大きさも材質も決められています。しかし、色は変える事ができます。

家を建ててしまうと、パイプは当然ですが見えません。しかし職人さんがパイプを買うときは色は見えます。

未来工業では、色を変えただけでトップシェアになりました。商売は先手必勝。こんな簡単な事でも勝てるのです。

 

 

ホウレンソウは禁止・現場に任せる

 

儲けられないのは、ぜんぶ社長が悪い!!

未来工業では、報告、連絡、相談が禁止されています。現場の事は、現場が一番知っている!!と考えているからです。

社長なんて、机の前でいばっているだけ、己を知らずに偉そうにしているから儲からない。

 

未来工業 山田昭男

朝日新聞 仕事のビタミン 山田昭男 >>

 

社長なんてのは、経営戦略と一番得意なところだけやって、あとは部下に任せればいいと山田さんは言います。

ホウレンソウを禁止して、自分でなんでも決められるようにしてあげれば、現場は喜ぶ。

第一、「うれしい!!」でしょ?

じぶんで決めて、自分で工夫して働けるんだから、本人には不満がない。社員がやる気をなくすのは、「企画を没にするから」です

企画を没にされたら、もう提案をする気もうせるし、不満になる。

それに、企画を没にされたら、幸せじゃない。不幸というわけだ。これではいかん。会社というのは、社員を幸せにする場所です。

 

 

 

社員が幸せになるためには、それなりの給料がいる

 

出せる給料が少ないなら、休日を多くしろ!!

日本の97%の中小企業は、4000万も稼げない。それじゃあ、社員を幸せにするための給料が払えない。

ほんらい、企業というものは 「社員にまともな給料をあげる事」 税金を払って 「社会に貢献すること」、この2つができてないと意味がありません。

 

未来工業 山田昭男

http://shiroman-kikaku.net/index/?p=56

 

会社というのは、社員を幸せにする場所。だったら、社員を幸せにするには”もち”を与える必要がある!!

「高くないけど、安くもない」と思ってもらうだけの給料を支払う必要だろ。

給料が高く払えなければ、その分休みを多くしてあげればいい。だから未来工業では休みを

 

 

 

社員がしあわせな会社のヘンなきまり 著者 山田昭男会長とは

 

山田昭男 (やまだあきお)

1931年 上海生まれ

1931年、中国上海に生まれ。

1948年、旧制大垣中学校(岐阜県立大垣北高等学校)を卒業。

岐阜県を拠点に演劇活動を行い、劇団「未来座」を設立。

1965年、劇団の仲間と電設資材メーカー未来工業を設立、社長となる。

1991年 名古屋証券取引所市場第二部へ上場させる。

2000年 相談役。

2014年7月30日に多臓器不全のため岐阜県大垣市の病院で死去。

82歳没。

未来工業公式サイト URL

 

【未来工業とは】

電気配線や給排水設備、ガス管を収納・保護するカバーや管を製造する会社。岐阜県にあります。

電気スイッチの裏側に埋め込まれた「スイッチボックス」の国内シェアは8割。従業員数は767人。

全国に工場が7カ所、支店・営業所が34カ所あります。名証2部上場。 09年3月期連結決算は、売上高288億円、営業利益14億円、純利益7億円の超優良企業です。

 

 

 

社員がしあわせな会社のヘンなきまりの感想と書評

 

未来工業は常に考えることで差別化をしてきた会社です。

会社は絶対に年功序列がいいと言っています。スタッフや社員が幸せに働ける環境を、長く作ることが、経営者としてとても大切なことだと私も思います。

山田さんの経営は、社員の「やる気を引き出す仕組み」であると感じました。

そこには、人に対する「愛」が感じられます。

こんな経営者が、日本からどんどん生まれていけば、不況なんてなくなり、日本はまた大きく成長できるのではないでしょうか?

社内で競争してお互いに疲弊していくよりも、協力し合い、信頼しあいながら長く働ける職場づくり!!

これが大切だと個人的には思います。

書評:牧宏典

 

 

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